中小企業はまずホームページ改善を
中小企業では経営資源「人、物、金、情報」が大企業に比べると少なく、マーケティング活動を大々的に行うことは困難です。
そうした状況で、何かを施策を打つ際、まずは自社のホームページの改善を考えてみるのはいかがでしょうか。
そう考える理由を消費者行動モデルを挙げながら記述していきます。
AISASモデル
ちょっと古いので、今更文字にするのが恥ずかしいのですが、消費者行動モデルに「AISAS」というものがあります。
A:Attention(認知)
I:Interest(関心)
S:Search(検索)
A:Action(行動)
S:Share(共有)
現在の情報化社会において、消費者はサービスや商品を「認知」して「関心」を持った際はインターネットで「検索」して更なる情報を得ようとします。
そこで、消費者にとって有益であると判断された場合は購入という「行動」をして、そのサービスや商品の感想をSNSで他者に「共有」をします。
このように「検索」は購入してもらう前の、とても大事なプロセスです。
消費者の購入意欲を駆り立てるような、ある程度しっかりとしたホームページを作っておくと、売上向上につながるでしょう。
また、このモデルはBtoCだけではなく、BtoBにも当てはまります。
例えば、A社がB社との新規取引を検討する場合、A社はB社の素性を詳しく知るためにB社のホームページを必ず目を通すことでしょう。
その際にB社のホームページがあまりにも古い情報ばかりだとA社はどう思うでしょうか?
信頼性に欠けると判断されて取引の検討をやめてもおかしくありません。
このような余計な商談機会の損失を防ぐためにもしっかりとしたホームページを作ることは大切です。
おわりに
しっかりとしたホームページは「売上向上」、「商談機会の損失を防ぐ」ことに役に立ちます。
具体的なホームページ改善の方法としては以下が参考になりました。(特にBtoBの場合)